Q. エラボトックス 50U+シワボトックス 1部位と、額ボトックス+シワボトックス 1部位はどう違いますか?
もっとも大きな違いは、最初に一緒にケアする部位です。
エラボトックス 50Uは、発達した咬筋の動きを抑えてフェイスラインを整えながら、気になる表情ジワ1部位も一緒にケアするプランです。
一方、額ボトックスは、額を動かしたときにできる横ジワをケアし、さらに眉間・目頭・目尻・鼻根・梅干しジワの中から1部位を追加します。
エラの張りによって下顔面が広く見えることが気になる場合はエラボトックス、額の表情ジワを優先したい場合は額ボトックスが比較しやすいでしょう。
エラボトックスは筋肉に働きかける施術のため、あご下の脂肪や骨格そのものを小さくする施術とは異なります。
Q. シワボトックス 1部位は、どのように選べばいいですか?
普段表情を動かしたときに、特に目立ちやすいシワを基準に選ぶと分かりやすいでしょう。
眉をひそめたときの縦ジワが強い場合は眉間、笑ったときに目尻のシワが目立つ場合は目尻、目頭側の細かなシワが気になる場合は目頭、鼻をしかめたときのシワが気になる場合は鼻根、顎先の凹凸が気になる場合は梅干しジワを検討できます。
同じ部位でも筋肉の強さや左右の動きには個人差があるため、シワが見える位置だけで判断せず、実際の表情や筋肉の動きを確認したうえで施術部位を決めることが大切です。
Q. 韓国製・コアトックス・ゼオミンの中から、どのボトックスを選べばいいですか?
3つの製剤を、単純に価格だけで選ぶ必要はありません。
韓国製ボツリヌストキシン製剤は比較的選びやすく、初めて施術を受ける方や費用を重視する方にも検討しやすい選択肢です。
コアトックスは150kDaのボツリヌス神経毒素A型製剤、ゼオミンは製造工程で複合タンパク質を除去したincobotulinumtoxinA製剤です。
ボトックスを繰り返し受けている方は、製造方法やタンパク質構成を比較することもありますが、実際にはこれまでの施術反応・施術間隔・部位・予算などを総合的に考えて選ぶことが大切です。
また、製剤ごとの単位を単純に換算して比較するのではなく、必要な部位へ適切な量を適切な間隔で使用することが重要です。
Q. 部位別フィラー 1ccとボリュームフィラー 4ccはどう違いますか?
1ccフィラーは、気になる1部位を集中的に整えるプランです。
4ccボリュームフィラーは、顔全体のボリュームバランスを見ながら複数の部位をデザインするプランです。
たとえば唇の形や顎先など、特定の1部位の形を整えたい場合は1ccプランが比較しやすくなります。
一方、頬のくぼみによって顔が平面的に見える場合や、中顔面の支えが不足している場合は、複数のポイントに分けてデザインする4ccプランを検討できます。
4ccを3部位へ均等に分けて注入するわけではなく、実際の使用量や配分は、顔のくぼみや左右差を確認しながら決定します。
Q. ほうれい線・唇・顎に同じ1ccを使用しても、仕上がりが違うのはなぜですか?
フィラーは使用量だけでなく、どの層にどのような形で注入するかによって仕上がりが大きく変わります。
ほうれい線は、シワそのものだけでなく周辺のボリュームやくぼみの原因も一緒に確認することが大切です。
唇は動きの多い部位のため、顔全体とのバランスやリップラインの自然さを考慮します。
顎は正面と横顔の両方から、長さ・前方への突出・唇とのバランスまで確認してデザインします。
そのため、同じ1ccでも施術部位によって適した製剤の特性や注入層、1か所あたりの使用量が異なる場合があります。
Q. 韓国製フィラーと輸入フィラーは、何を基準に選べばいいですか?
韓国製か輸入製かという点よりも、まず施術部位に合った製剤の特性を確認することが大切です。
フィラーは製剤によって硬さ・弾力・組織内での広がり方・形状保持力などが異なります。
そのため、唇のように自然な動きが必要な部位と、顎のようにはっきりとした形を作りたい部位では、同じ基準で製剤を選ぶわけではありません。
価格やブランドの好みも選択基準のひとつですが、希望するデザインや施術部位にどの製剤が適しているのかを優先して考えることをおすすめします。
カウンセリングでは「韓国製か輸入製か」だけではなく、どの製剤をどの部位に、なぜ使用するのかを確認したうえで選択するとよいでしょう。
Q. ボリュームフィラー 4ccは、前頬骨・前頬・側頬にどのように配分しますか?
決められた割合で均等に注入するのではなく、顔全体のバランスを確認しながら必要なポイントへ配分します。
前頬骨のボリュームが不足すると中顔面が平面的に見えやすく、前頬のくぼみは疲れた印象につながる場合があります。
また、側頬のくぼみが目立つと、フェイスラインが角ばって見えたり、頬骨がより強調されて見えたりすることがあります。
そのため、3部位すべてを多く補うのではなく、どこにボリュームが必要なのか、逆にどこには入れないほうが自然なのかを見極めます。
自然なボリュームデザインでは、たくさん注入することよりも、必要な支持ポイントを選び、顔全体のバランスを整えることが大切です。
Q. ボトックスとフィラーを自然に仕上げるために大切なことは何ですか?
どちらの施術も、使用量だけでなく顔の動きや骨格、ボリュームバランスを確認することが大切です。
ボトックスはシワを完全になくすことを目的に筋肉の動きを強く抑えるのではなく、自然な表情を残しながら強い筋肉の動きを調整することが、自然な仕上がりにつながります。
フィラーも、くぼんだ部分をすべて埋めるのではなく、顔を支えるために必要なポイントと、あえて補わないほうがよいポイントを見極めることで、過度なボリューム感を避けることができます。
特にボリュームフィラーでは、前頬骨・前頬・側頬をそれぞれ単独で見るのではなく、正面と横顔のバランスを確認しながら使用量を配分することが重要です。
必要な量を、必要な位置へ。
それがTOX & FILLの基本です。